理系おじさんの社会学
08 | 2017/09 | 10
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢と妄想
新年度が始まり学校では新入生、企業では新入社員の新たな生活がスタートする。そこでよく言われることで「夢を持つこと」。もちろん「夢を持つこと」そのものを否定することはできない。しかし「それってあまりにも妄想だろー!」ということも結構あるのだが、なかなかそうであっても表向きは否定はできない。小さな幼児に「サンタクロースさんが来る」といって信じさせて、実はサンタの正体はパパだったなんて・・・素敵な話ではある。

しかし私の経験から夢を持つことは危険であることを強調したい。先ずその代表的な例が「海外に対する憧れ」である。よく島国の日本人は海外に夢を抱き、無限に可能性が広がるような「夢」ではなく「妄想」を描いていることが多い。特に地方出身者にそうした傾向があるように思える。それは「グローバル化」が叫ばれる時代に比例して拡散した傾向がある。しかし最近では、エマニュエルトッドの「グローバル疲れ」のような現象は経済、社会、政治・・・それぞれの分野で少しずつ広がっている。

インターネット社会は、グローバル化を推し進めるどころか皮肉にも「グローバル化の危険性」が拡散される結果ともなった。そしてそお根底には過った「夢」、実際には「妄想」というものがベースにある。例えばスローガンとしての「理想の共産主義世界」は妄想であった。フランクリンルーズベルトのシナに対する妄想と憧れ、日本の大東亜共栄圏という妄想、夢の楽園北朝鮮・・・そしてEU統合という妄想が結果的に世界中を大混乱にさせた。

「愚かな夢」は世界中を混乱させ、そして個人を破壊する。しかし人間の妄想というものは多かれ少なかれ存在する。特に子供は妄想の塊である。大人でも社会経験の少ないヒトは勝手な妄想を抱きやすい。そしていわゆる高学歴者は妄想に陥りやすい。ある意味で「マジメな人物」は崇高な妄想によって最終決断することが多い。 そういう意味では子供のような純心さやマジメさというのは結果的に災いを呼び寄せることになるわけだ。

よく大人になると「心が穢れる」という表現されることもある。若年者には「大人はズルい」見られることもあるだろう。しかし理想を掲げてカッコつけるだけで何の結果が生まれない。やはり、社会人というのは結果を出さなければ評価されない。「夢」もつことは結構なこと・・・それは思想信条や宗教だってそうだろう・・・しかしそれらが暴走する人物や社会が存在する。我々はそうした危険から身を守るためにも、むしろそれらの「夢」から距離をもつことも重要な生き方であろう。 

スポンサーサイト

テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

夢や理想はものさしのような役割もあるのではないか?と思っています。
なので夢や理想をきちんと見ることができない人は、現実もうまくとらえることができないと私は思っています。

現実を歪んだ形で把握していたり、自覚があるのか無いのか変な信念にとらわれている人がリアリストを自称して、変なことを言い出す。ということが珍しいことではないと感じています。

理想と現実をきちんととらえ、その差を明確に見出して行動し結果につなげていく。
こういった努力を軽んじた、放棄した結果、現実を明確に見極める能力が退化していってしまうのでは?とも感じました。

[2017/04/08 15:42] URL | 魚尾竿尾 #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://komurosawa2014.blog.fc2.com/tb.php/650-7e496ef9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

小室沢直樹

Author:小室沢直樹
「常に勉強」それがモットーの理系おじさんのブログです。理系おじさんの目から見た現代社会を鋭く論じたい。またこのブログに関する意見があれば賛否両論問わず受け付けます。基本的には現代社会を勉強して共有するのが目的です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

小室沢カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。