理系おじさんの社会学
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タイでの代理出産問題
タイでの日本人男性による代理出産問題が話題になっている。代理妻には1人当たり30万~40万バーツ(約98万~130万円)だとか、少なくとも15人の代理妻の子はすべて生物学的にこの男性だとか、話題は満載である。また、同じくタイで代理出産したオーストラリア人の幼児がダウン症なので受け取りを拒否したとか、してないとかでも話題になっている。

AFP時事ニュースによると、タイでは報酬目的の代理出産が医療評議会(Medical Council)によって公式に禁じられていたとされる・・・。これって法的に禁止なのかどうか解りにくい表現だ。実際に、法整備は整っていなかったのが事実である。「法案」では、報酬目的の代理出産に関与した場合、10年の禁錮刑を科すことが定められている・・・つまり、まだタイでは法案の段階である。

「代理母が血縁上の親戚である場合のみ代理出産が可能」という考えは理解できる。日本でも最近では義父の精子で不妊治療というケースもある。しかし歴史上でも現代社会でも「血縁関係のない養子や養女はいくらでもある。また、制度的に一夫多妻が認められている国は現代でも存在する。また歴史上では、あるアラブの王様は1000人近い子供がいたとか、日本の古代天皇でも50人程度の子がいたケースもある。江戸時代の徳川家斉(大奥で有名)も100人近い子供がいたようだ。

現代でもケニアのアクク・デンジャー(1918年 - 2010年)という男は、120回結婚して息子が106人、娘は104人で教師、医師、弁護士、パイロット、運転手、宅配員などになったという(Wikipedia 情報)。

重要なことは法的に問題があるかどうか? そして誰かがそのせいで不幸になったかどうか? それが問題である。まず、代理妻には1人当たり30万~40万バーツ(約98万~130)はタイとしては高額である。おそらく代理妻も満足しているだろう。また生まれた子供たちが、その後に幸福に過ごせるかどうか?それは、普通の家庭に生まれた子供だって幸福になれるかどうかなんて解らない。大切に育てられるケースもあるだろうし、そうでないケースもあるだろう。

また「人身売買」という表現がよく使われるが、「結婚」だって「結納金」がある。そして養子縁組だって「結納金」のようなものはある。つまり、何だってお金やモノの動きが伴う・・・。それはいたって自然なことだ。もし、ここでお金やモノが動かない方が不自然であり、それこそ「強奪」に近いものがある。いわゆる従軍慰安婦だって大金が動いていた。動いていなければ「レイプ」と判断することも可能である。そもそも自然界の動植物は、カネやモノの移動が伴わない繁殖を続けている。

人間社会の場合、何かと人権問題と絡める人が多い。まずフェミニストはセックスしすぎる男性に嫌悪感を感じる。また今回も「日本人男性の人権問題」のようなコメントする人も多いよう。一部中国人のツイッターは「鬼畜」と表現していた。実は本音は「嫉妬心」の方が大きいのでは?いずれにせよ、私はそういう人たちは不勉強であり、主目的はフェミニスト的な思想、あるいは「人権問題で誰かを攻撃する」ことが本質であると断定している。

私は、あえて非難されることを覚悟で主張しよう。この日本人男性は立派だ。おそらく有能か、魅力的な男性なのだろう。一方、子供を儲けることを否定して、人口妊娠中絶を「女性の権利」と訴える勢力は「偽善者」だ。一説によると日本での人口妊娠中絶は年間20万件とも云われている。何かおかしくないか? 少子化問題を検討している連中は、この現実を直視すべきである。


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塩村議員へのセクハラ発言
東京都議会での塩村議員へのセクハラ発言が話題になっている。少子化問題について政策を述べる中で「はやく結婚しろ」とのヤジが飛んだとのこと。以前も少子化対策の議論で国会議員が「産む機械」といって問題になったことがあった。もし女性議員が特定の男性に「種付けマシーン」と発言しても何の問題にならないどころか大爆笑になるであろう。これが男女の悲しい差というものだろう。

はっきりいってくだらないニュースだが、結局は他党への攻撃と世論操作が目的としか思えない。そもそも少子化問題の対策をタブー抜きで考えると「託児所整備」とか「補助金支給」くらいしか出てこない。常識的に考えても、この程度の対策で解決するはずがない。もしかしたら「本気で解決する気がない」かもと思えてしまう。もし本気で解決する気がなく適当なコメントを出して少子化を黙認、あるいは少子化推進しているとしたら本当の「影の売国奴」といえる。

こういう問題はもともとデリケートな問題なので議論が難しい。例えば「夫婦はもっとセックスしましょう」とか「一夫多妻を認めよう」とか主張すると必ず一部の女性から猛烈な反発がある。ここで重要なポイントは「一部の女性」というところ。実は女性の中には「子供が欲しいのに旦那が抱いてくれない」とか「性欲のない男性はダメだ」と思っている女性は結構多い。しかし、そういう女性たちは世間的にはみっともないから公言できない。(こういうことを男が言うと「それは男の論理だ」といわれるから始末が悪い)

一方で「セクハラは許せない」という主張は誰も反発できない(特に男性は絶対にできない)。多少のセクハラは許されると内心思っている女性がいたとしても公言できないわけだ。結局こういう議論は本音が言えない。つまり社会的空気で「言論封鎖」されていると言っても過言でない。

少子化対策に関する私の意見は何度か当ブログで述べている。一つだけ追加して主張したいことがある。それは「人工妊娠中絶」についてだ。よく「産むか産まないかの決める権利は女性にある」と主張されることがある。たとえば強姦されて「望まない妊娠」したときに中絶するケースはあるだろう。これは十分理解できる。しかし夫婦間や恋人同士で金銭的な問題や世間体を気にして中絶することもある。そういうケースは何とかすべきである。

よく「でき婚」とか不倫の末の「妊娠」、あるいは学生の「妊娠」とか、色々と社会的な圧力が完全に消えることはないだろう。しかし「産んで孤児院に預ける」または誰かの「養子、養女」にする選択はある。状況によっては一部の民間団体や地方自治体で対処できないケースもあるだろう。そういう場合は国家が積極的に関与すべきである。

あるいはシングルマザーを公的に認めて補助するとか、既婚男性の不倫女性の子供への養育費(本妻の反発は強い)の問題解決のために行政も一部負担する・・・こういう議論をすると「不倫を公的に認めるのか」という反発がある。

結局のところセクハラを訴えて女性の人権向上を訴える一部の女性は「少子化対策なんてどうでもいいのである」、あるいは「日本の人口減少しても構わない」、そして「女性の権利をよこせ、女性にカネよこせ」というのが本音であることが多い。そして正論をもとに何らかの提案をする男性を「セクハラだ」と言って攻撃して失脚させる。

塩村議員はあんなヤジを受けても、その場で「わたしも早く結婚したいです」、「たくさん産んで少子化歯止めに自ら貢献します」なんて発言したら「本気で少子化対策考えているなあ」って思えるのに。それを後になって誰かに悪知恵?つけられたのか、本人がそう思ったか知らないけど「自民党議員がヤジ?」なんて言い出して。結局のところ議長は不受理した。

残念ながら現代社会では少子化対策の「本気さ」を社会で示せるのは女性しかいない。男性には無理だ。変なことをいうと抹殺される。今回の私のブログも非難されるだろう。女性が本気出して少子化対策を提案してほしい。


テーマ:少子化問題 - ジャンル:政治・経済

少子化対策
最近、労働力不足のために「外国人の活用」「女性の活用」「高齢者の活用」といった愚策が論じられている。先ず、「活用」というモノ扱いのような表現すること自体が気に入らないとの声が多い。外国人労働者については、当ブログ「移民政策」で論じたので参照してください。今回は女性の活用に絡めて「少子化問題」を取り上げたい。先ず、少子化そのものが本当に社会に悪影響を及ぼすのかということ。私は必ずしも悪影響とは思えない。あらゆる意味での需要と供給のバランスが維持できていれば社会は成り立つものなのだ。ただし、それが急激なものになると必ず歪が生じる。確かに一定の少子化対策は必要だと私は考えている。

そもそも私は少子化問題の最大の原因は3つあると考えている。

①男女とも結婚しなくても生きていけるようになった。

あるいは「結婚しない方が生きやすいと考える人が増えた」と言った方が良いかもしれない。これは豊かな先進国に共通して言えることだ。多様な生き方が可能になったこと。発展途上国やかつての日本では特に女性は好き嫌い関わらず結婚しないと生きていけなかった。いわゆる結婚しないから、子供も当然少ないという考え方だ。

②経済問題により生活設計が困難になった。

昔の自給自足のような原始的な生活なら別だが、一般的な現代生活では住宅の大きさと費用、子供の教育に間違いなく多額の費用が必要である。それを継続的に安定させるためには安定した経済が重要なのである。そして経済力がないから長時間労働する。男女の時間が少なくなる。子供が少なくなるといった悪循環である。特に結婚している夫婦でも3人以上の子供持つ家庭が少ないのがその特徴的な事象だ。

③一夫多妻が禁止された。

つい最近まで、日本だって側室、妾、さらに俗に言う2号、3号と言われる愛人女性はいた。女性の人権?という観点から現在では議論することもタブー?のようになっている。しかし現在のイスラム教の国では第一夫人の許可があれば多妻(4人まで)はみとめられる。実際にはイスラム諸国では王族や高所得者くらいがそれを活用していて、一般庶民はほとんど活用していない。むしろイスラム教徒の出産率が高いのは避妊具を使用しないことにあるようだ。これも歴史を考える上でも正しい見かたであろう。また日本や欧米諸国に見られる「女性の多様な生き方を認めよう」といいながら一夫多妻や多夫一妻は認めないとというのは明らかに矛盾している。わたしは条件付きで認めるべきだと考えている。

基本的に結婚して子供をつくるかどうかは当然女性たち自身が決める問題である。少子化問題はそうした男女の意識の問題とも深く関わっている。ここでは男女の意識とそれに対する有効な政策を考えてみる。あくまでも個人的な主観も多いがそこはご了承願う。

1.女性の意識変化

先ほど「多様な生き方」ということを述べたが、その典型がバブル景気と呼ばれた頃だ。当時、所謂キャリアウーマンはもてはやされた。結婚しなくても高収入で優雅な生活ができた。また結婚してもDouble Income No Kidsとかいって子供なしで夫婦で自由気ままに生きることが良しとされた。当時、あの大橋巨泉までもが「子供なんていらない」と叫んでいた。彼自身がそうした生き方をするのは勝手だが社会にその考えを広めたことは今思うの罪つくりなことのように思える。あれから年月が流れ、そうした生き方をしていた人達の現在の姿を見る。決して幸せとは言えない人生を歩んでいる人々が多い。特に中高年になった独身女性の孤独死、または自殺する人も多い。艶やかだった方々がバブル崩壊とともに落ちぶれたパターンは多い。最近では東京大学卒業を迎えた女性たちに将来の夢を聞いたところ「かわいい奥さんになること」と答える人が増えたという。もちろん一部からは、「高学歴なのにもったいない」という批判の声もあった。しかし彼女たちはそうしたキャリアウーマンと呼ばれた人が決して幸せになっていないことをよく知っているのだ。そして苦労しながらも幸せな家庭を持っている人々。そういう人達への憧れと嫉妬があるのである。そう、最近では結婚して幸せな家庭を持ちたいと考える女性は再び増えたのである。しかし十代後半から二十代前半までに良くみられる、勢いで結婚する人は依然として減っており、そのかわり、男性に対する経済力の条件が厳しくなっている。

2.結婚できない男性が増えている

結婚したい女性が増える一方で、男性は派遣労働、期間契約社員が結婚が困難な状況に陥っている。何故なら女性は、彼女たちが望む幸せな家庭、つまり住宅購入や子育てがそういう男性の場合は難しいと決めつけているのである。たしかに低所得者層が増え、賃金が上昇しない。また将来設計ができない。そうした将来に不安を感じる人が多い。しかし男性も女性同様にいつかは結婚したいと考えている。私の主観ではあるが、独身男性が中高年になると、金はそこそこ持っているのだが偏屈な性格になる気がする。結婚しないから偏屈なのか、偏屈だから結婚できないかはよくわからない。いずれにせよ独身の中高年女性同様に独身の中高年男性は幸せそうには見えない。これは私の妻から聞いた話だが、「独身の中年女性には決して自分の家族のことは話さない」これは鉄則だそうだ。それは男性にも当てはまるかもしれない。つまり、男性も女性も経済的、物質的には結婚しなくても十分生きていけるが、精神的には生きてゆけないケースが多いのだ。多くの人々はそれに気付き始めている。従って、「結婚しなくても生きていける」というのは一種の幻想であると。また2011年3月11日の東北震災以降、家族のきずなが見直されたことも重要な人々の心の変化だ。

ここで、わたくし小室沢の三つの提案です。

提案1(経済政策)

とにかく経済が安定し、賃金上昇する政策を継続して実施する。先ず、私が何度も主張する「低賃金を目的とする外国労働者受入反対」「TPP反対」この二つは重要です。そもそも少子化で人口減少の対策が移民受入とか外国人労働者受入とかは愚論すぎる。その対策としては、公務員を増やし公共事業を増やすこと。特に職業訓練で教育できる人を確保する。おそらく経済対策については様々な経済評論家やブロガーが論じているので、ここではこの程度にしておく。

提言2(一夫多妻を認める)

イスラム文化を見ても、一夫多妻は決して「女性人権侵害ではない」というのが私の解釈だ。ちなみに過去に私はイスラムの国に長期滞在したことある。彼らは清潔であり、道徳感もある。イスラムの考え方は社会学的にも良くできているというのが私の主張だ。(ただし禁酒、豚肉、ノンハラル禁止は私にとってはキツイ)(そしてアメリカが勝手に「女性蔑視の危険なテロ民族」のようなイメージを植え付けているのが許せない。)歴史的にも日本だって一夫多妻の長き時代があったのだから、これを否定したら日本の歴史を否定するようなものだ。おそらく現代において、一夫多妻が日本で認められても、イスラムの人達同様にそれを活用する一般人は少ないであろう。しかし、日本の皇室、皇族、そして一部の富裕者層は可能かもしれない。もっとも一般的に法的に認めると色々面倒なので、一定条件を満たした許可制にすればよいと思う(少なくとも本妻、国や地方自治体等の許可は必要)。ちなみに私は決して活用しませんが・・・。またトンデモ論かもしれないが、人気のある芸能人や著名人と結婚できなくても子供は欲しいと思う女性は多いので、そういうシングルマザーを一定条件をクリアすれば許可する。(これはちょっと反発くらいそうだな)

提言3(教育改革)

教育改革に関しての詳細は是非、当ブログ教育問題の「子供手当」「移民問題Ⅰ」を参照してください。最近では集団婚活や怪しい出会い系サイトもあるが、やはり出会いのチャンスがないのも大きな理由だ。特に、高校、大学で学校と自宅との行き帰りだけでは男女の出会いはない。それは会社と自宅とでも同様だ。若者はひきこもり傾向だと言われるが、たしかに男女が出会うきっかけづくりも重要かもしれない。特に勉強だけでなく、何かを必死で取り組む姿は男女どちらも素敵なことだし、そういうことで恋が芽生えるものだ。面倒くさがらずに様々な活動することも重要だろう。私がまわりを見る限りでは、純粋な恋愛で勢いで結婚した人達はその後は仮に生活が貧しくても結構幸せにやっていることが多い。一方、色々と選り好みしたり、お金の事を考えたりする人は結局幸せな結婚ができていない気がする。あくまでも「気がする」レベルで恐縮だが、こういうことを統計処理するのも難しいだろう。まあ私の考えが正しければ「純粋の恋愛して勢いで結婚」することは人間としても、社会として最もふさわしいことなのかもしれない。多くの若者が、そうした意識になれば社会も変わると思うし、少子化の歯止めにもなるかもしれない。




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Author:小室沢直樹
「常に勉強」それがモットーの理系おじさんのブログです。理系おじさんの目から見た現代社会を鋭く論じたい。またこのブログに関する意見があれば賛否両論問わず受け付けます。基本的には現代社会を勉強して共有するのが目的です。

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