理系おじさんの社会学
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日本の移民政策
英国のEU離脱、アメリカのトランプ大統領誕生・・・こうした潮流は反グローバリズムの象徴であるという考え方は正しいであろう。大抵の場合では農業問題(土地に根ざした生き方の崩壊)を発端にして、雇用問題や移民問題、さらには人種民族偏見にまで至ることが顕著になっている。

それでは、日本の政策はどうであろうか?東の果て、島国、ほぼ単一民族という地理的、民族的な対立リスクが少ないのは言うまでもない。そして制度的にはどうであろうか? 先ず日本の場合、国籍は出生地主義でなく、血統主義にしている。つまり、その国に産れただけでは国籍は得られない。 欧州や南北アメリカではその国に産れただけで国籍は得られる。それを上手く利用してアメリカや欧州では移民が増大した。これは制度的な問題である。

ところが、それでも現在の日本では外国人介護士の受入、農林畜産業への研修制度の滞在期間などの規制緩和が進行している。このような動きに対して、特に保守系からは危惧する声は相変わらず大きい。 しかし以前にも記事にしたが、日本ではこうした分野の人手不足はハンパではない。日本の問題は「失業率低下」という良いことに伴う「人手不足」の問題である。それは、どれだけ給与を上げても簡単に改善できる問題ではない。こういう現状を保守系はもっと知るべきである。特に農林水産業では中国人研修生、そして工場では日系ブラジル人がいなければ、もはや日本の産業が成立しない状況になっている。

つまり保守系の理想論として、こうした規制緩和に反対するのは気持ち的には十分理解できるが、現場の状況をもっと理解する必要があるだろう。もし中国人研修生をすべて廃止したら、それはそれで大きなダメージになる。私も基本的には移民反対の立場であるが、部分的にはやむを得ないと判断することもある。もちろん、なし崩し的に移民を受け入れる事を懸念する必要はある。

では、こうした規制緩和は欧州や北米のような問題が発展するだろうか?私はその可能性は極めて低いと断言する。将来的にも「なし崩し的」な移民緩和になるは考えにくい。日本では先にも述べたように「血統主義」であり、どちらかの親が日本人でない限り簡単には帰化できない。また北米や欧州、オーストラリアでは一度帰化すれば家族を「呼び寄せ」することは簡単であるが、日本ではそれは容易ではない。

よく老後の両親を呼び寄せるとか、貧困な親族を呼び寄せる・・・と考える在日外国人や帰化人は存在する。しかし、帰化人であってもそれは困難である。複雑な年金問題や相続問題に発展する可能性があるからである。そもそも日本では「家族呼び寄せビザ」なるものは日本に存在しない。もちろん一般ビザでの来日は可能であるが、当然ながら在留期限がある。つまり研修生であっても帰化人であっても、外国の家族親戚を日本に呼び寄せることは非常に困難なのである。

以前、当時の法務大臣であった千葉景子が「カルデノン典子」の在留許可をしたのは、「異例中の異例」であり、これは「判例」ではなく政治的な結論であった。現在でも非難が多いこの出来事であったが、今後こうした事例は決して日本国民は許さないであろう。どうしても長期在留したいなら、その申請は可能であるが「不法な家族」はその連帯責任を家族で負うべきである。そう、こうした家族の扱いをどうするかは重要である。

現在、帰化申請のときに海外現地の親族関係の証明は重要になる。公的文書(結婚証明や出生証明)が明確でないと親族関係は証明できない。つまり永住のための家族呼び寄せはその時点で不可能になる。また現在の日系ブラジル人のように日系人(三世まで)とその家族、というのが条件であり、当然ながらそれぞれの身分証明が重要になる。仮にウソの申告をした場合、二度と日本の土を踏めない可能性すらある。

しかし中国人の場合は、出生証明すら明確に出ない場合が多く(一人っ子政策下で無国籍が多い)、また公的文書も偽造である場合が多い。日本の入管もバカではない。実態の把握、そして世界の情勢を確認しながら行動している。従って現在の日本の移民制度では、「移民自体の人口が膨らむ」ことはありえない。むしろ日本社会に同化するケースが多くなる。実際に身も心も日本人化する外国人は増えている。

移民緩和といった方向性も確かに存在するが、同時に入管や法務局での外国人の諸手続きが厳しくなっているのは事実である。これらは表裏一体の政策である。例えば、民進党レンホウ党首の二重国籍問題も話題になったが、現在では元の国籍を「放棄」あるいは「放棄宣言」しなければ帰化申請はできない。また銀行口座の開設も身分が明確でないと口座は開設できない。

このように日本の移民政策は、人手不足という現状と不法滞在や社会不安の対策を同時に行っているとも言える。日本の人手不足はもはや「低賃金」の問題ではなくなりつつある。 日本の移民政策は他国と比べてまともである。アメリカをはじめ、こうした日本の制度を参考にする国は増えるであろう・・・そのときに多くの日本人がそのまともな政策に気付くのである。


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英国おじさんの本音
英国のEU残留か離脱かを問う国民投票の結果、僅差で離脱派が過半数となった。キャメロン首相は辞意を表明し、世界中で株価や為替が乱高下した。最後までどちらが勝利するか判らない投票というのは結果判明直後に大きな波紋を呼ぶ。特に「予測できない」こういう事案は多くの相場師を混乱させるから面白いといえば面白い。

欧州のマスコミは様々な論調がある。その中で英国の若年層は残留支持、高齢者は離脱支持という表現が多い。残留派からは高齢者は将来のことを考えていないとかコメントがある。しかし本当にそうだろうか? もちろん目の前の生活のこともあるだろう。歪んだ経済成長より、安定した社会を追及する傾向は高齢者にある。

高齢者というのはワガママになりがちということは事実である。しかし自分たちの経験を振り返り「次世代のため」と考えるオジサン連中は結構多い。一方で女性(オバサン)は然程将来のことは考えない。目の前の生活を重視する。これは何も性別による偏見ではなく男女の思考回路の大きな違いだと考えられる。(もちろん例外はあるが・・・)

もし私が英国民であれば離脱派を支持していたであろう。それは長期的な視野に立っての考えだ。もちろん現時点での離脱は短期的には様々なリスクはあるだろう。しかし長い歴史を考えて英国が自主独立をすることは将来の英国民のためになる・・・と考えるからだ。そもそもEUの歴史なんてEC時代を合わせても半世紀にも満たない。もとに戻すだけの話である。

本当に将来の事を考えているのは誰だろう。かつて?「英国紳士」という言葉があった。私は将来のことを考える真の英国紳士を支持すべきであろうと考えている。あるいは一見して紳士に見えない平凡な英国オジサンも将来のことを本気で考えているような気がする。もちろん英国のEU離脱で困る人々も多いかもしれない。でも私は日本の一人のオジサンとして英国オジサンの本音を聞いてみたいし、内容によっては全面的に応援したいと考えている。


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英国のEU離脱
来週に行われるEU離脱か?残留か?を問う国民投票を控え、現職の国会議員が惨殺されるという痛ましい事件が英国で発生した。テレビでの現地でのインタビューで「どうして?」という声が多く報道されていた。もちろん犯人の動機などこれから事件の背景を調査するのであとうが、誰もが「離脱か?残留か?」が背景にあると考えるのは当然のことであろう。残留派は「どうして」と一様に思うかもしれないが、離脱派は「気持ちは解るが犯罪は許されない!」という感覚だろう。

この英国民の心のギャップこそがこの問題の根本にあるだろう? 例えば日本でヘイトスピーチが話題になると在日韓国人や反ヘイトスピーチ団体?は「どうして?」というコメントを出す。一方で「ヘイトスピーチをする気持ちは解るが少しやり過ぎた!」という感覚を持っている人々も多い。実は多くの日本人は表立ってコメントしないが、ヘイトスピーチの「気持ちは解る」という感覚がある。それと同様に英国での事件でも内心「気持ちは解る」と思っている。

しかし「気持ちは解る!」なんて軽々しく街頭インタビューや公式談話などでコメントできないのは当たり前である。そうした国民の心の中というのは実際に投票にならなければ解らない。かつてのスコットランド独立に関する住民投票でも「独立の気持ちは解るが・・・」という気持ちで・・・最終的に独立反対票を投じた人も多かった。今回の事前の世論調査では拮抗する中で僅かに離脱派が有利との声もあるが、実際にはどうなるか解らない。

当然ながら経済への影響が懸念される。これで失業率が上昇すれば益々労働者の行き場がなくなる。実際に移民の受け入れというのは現地の住民の職を奪うという側面はあるが、今の状況でEUとの様々なビジネスが停滞すれば更に失業率が上昇する可能性がある。英国は通貨ポンドを維持しているので独自の金融政策や内需拡大のための財政政策も可能である。しかしタイミングというものがある。

つまり英国が独自の金融政策や財政出動などを中長期的に実施しなければ、EU離脱は大きなダメージになる。しかし既に外需依存、そして移民頼みの生産システムになっていること。首都ロンドンも多くの外国人で占められている。そこで大きく方向転換することは、そのこと自体も大きなリスクがある。特に英国の若年層は難しい選択を迫られる。

「気持ちは解る!でも・・・」 こういうムードが拡大すればスコットランド独立投票のときのようにEU離脱は否決される可能性が高いと私は見ている。しかし一番大きな問題で、やっかいなのは残留、移民受入派である。本当に「どうして」思っている人々は「なぜ人々は離脱派なのか?なぜ人々は移民に反対するのか?」・・・そうした人々の声は最初から耳を傾けない姿勢であろう。

確かに今回の議員殺害は許せないことである。しかし「どうして?」思う人たちは真剣に「原因」を考えるべきであろう! そうでなければ、このような事件は何度も繰り返すだろう。


All Foreigners who want to immigration to Japan
日本への移民を考える外国人の方々へ以下のメッセージをおくります。

1.日本に来ても英語は通じない(ホテルや空港だけ:もちろん中国語も通じない)

2.日本はホテルも狭く、一般住宅は狭い (それでも住宅購入は難しい)

3.円安なので仕事して本国に送金してもメリットない。(売春はすぐ摘発される)

4.犯罪の多い民族はヘイトスピーチに遭う(シナ、朝鮮の方は要注意)

5.海苔や海草は日本人しか消化できない! (スシや生モノはあたる外国人は多い)

6.悪いことをしたら逃げる場所はない。(国外逃亡は難しい)

7.自然災害が多い(地震、津波、台風の覚悟が必要)

8.食品スーパーにハラール(イスラム食)はない。

9.クレカは信用がないと発行されない。(偽名口座も作れない)

10.簡単には帰化できない。(出生地主義ではない)

11.ゴミの分別しないと怒られる(臭い、汚い、煩い人は嫌われる)

12.おばさんの噂話はおそろしい (おばさんに嫌われたらオワリです)

13.夏は蒸し暑い(熱中症で死ぬ)

14.不逞外国人は日本のヤクザに殺される(山口組三代目は凄い、ハマコーも頑張った)。

15.日本人は嘘吐き外国人を絶対許さない。

*ちなみに一般の日本人にとってこれらがデメリットとは全く考えていません。


以上を十分理解した上で日本社会に適応できる方のみ移住を真剣に考えてください! 
すばらしい外国人の方の移住は大歓迎です! よろしく!




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ドイツケルンの暴行事件
昨年大晦日の独ケルンで発生した暴行事件は、容疑者のほぼ全員が外国出身者という現地警察の公式発表があった。これは起こるべきして発生した事件である。当然ながら移民政策に反対するデモへと繋がる。マスコミは何故か数日遅れて報道する。このような事件は何も今回だけではない。欧州各地で移民に関わる様々な事件が発生しており、それを世界のマスコミは大きく報道していない。一方で日韓合意で日本が謝罪と賠償?をしたことは世界中で大きく報道されている。全く世界中のマスコミは狂っているとしか言いようがない。

さて「郷に入っては郷に従え」という諺がある。私もこれは重要な教訓でもあると考えている。しかし移民問題を考えるとき「あれっ」て首を傾げる状況がある。今回の暴行事件は北アフリカを中心とした外国人1000人のグループと報道されているが、一部報道によると彼らは酒を飲んでいたという。あれー、彼らはイスラム教徒であり、飲酒は厳禁だったのでは?もちろんレイプなんてイスラム教では重罪中の重罪である。また以前の日本でも密入国のイラン人が麻薬や覚醒剤を密売するのが問題となった。えー、イラン人ってイスラム教であり麻薬を重罪では?

結局、こうしたイスラム系移民たちは「郷に入っては郷に従え」と思っているのか?飲酒や一部の麻薬を使用を平気で行っている。もちろん本国でもこうした闇の行動している人は存在するだろう。しかし、あまりにも「多文化共有」とか「郷に入っては・・・」が無茶苦茶な状況になっているかがよく解る。そういえば私の古い友人で、あるイスラム教徒も欧州のどこかを訪問した際にストリップ劇場に行ったことを自慢していた。実はイスラム教徒の多くは、海外へ行けばイスラムの戒律を無視しても問題ないと考えているようだ。それは宗教警察がいないことはもちろんであるが、「自由」を手に入れたと内心で勝手に思っているからである。

一方、日本政府や日本の旅行業界がイスラム教徒の旅行客を考慮して様々な対応をしているが、「余計なこと」と思っているイスラム系旅行客が多いというのは事実である。・・・皮肉なものである。つまり彼らは紛争地域であるとか、イスラム教といった自由を極端に抑制されていた状況から、ドイツなどに移動して「自由」の名の下にやりたい放題やっているというのが実態である。彼らは本当の意味での「自由」を理解していないのである。「郷に入っては郷に従え」・・・たしかにこの諺は重要であり、正しい。しかし、都合の良いところだけピックアップして酒を飲み、女性をレイプして「自由」にやりたい放題では欧州で嫌われて当然である。

その土地や文化、そして人間との関わりというのは何世代も掛けて形成されるものである。人間の一生はせいぜい70年でも地域社会の構築には数百年は掛かる。あるいは千年以上かけて文化や社会を形成した地域もある。その代表例が日本であろう。イスラム教が様々な戒律をつくったのも、その地域の歴史や文化的背景があったからに違いない。そうした歴史を無視して、大量移民を受け入れたドイツも、そしてやりたい放題の移民もどっちもどっちである。

そして、こうした現在進行形である暴力、強盗、強姦・・・に目を背け、70年以上前の戦地売春の話をマスコミをクローズアップする。日本のサヨクや女性人権団体は何を考えているのであろう?そもそも、女性の人権なんて本当は考えていないのかもしれない。イスラム教徒は、セクシーな衣装を着た女性はレイプされても仕方がないと考える人が非常に多い(これはイスラムの教えではない:外では女性は肌を見せないということ)。また韓国人男性は、女性は性的なオモチャだと考えており、美人あるいは整形しない女性は価値が無いと考えている人が非常に多い。

しかし問題なのは今回のような事件が発生しないと多くの人々は気付かないのか?ということ。フランスの国民戦線もあのテロがあってようやく支持が拡大するなんて、遅すぎる!欧州も日本も本当に痛い思いをしないと解らないのか?日本がドイツやフランスのようにならないためには、早く日本でも極右と呼ばれてもいいので明確に移民反対、そして日本を守る政党の躍進を切に望まれる。ただし今年の選挙でも自民党の過半数は変わらないだろう(2/3は難しい)。しかし早く極右政党の躍進をしなければ、日本も欧州と同じ運命になる。はっきり言って、今の自民党安倍政権では限界がある。しかし、それは国民の支持として大きなムーブメントがなければ変えることができないことは言うまでもない。


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「常に勉強」それがモットーの理系おじさんのブログです。理系おじさんの目から見た現代社会を鋭く論じたい。またこのブログに関する意見があれば賛否両論問わず受け付けます。基本的には現代社会を勉強して共有するのが目的です。

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